2023.5.18以降出荷は全てVer2になります。
Ver1の取説
Ver2の取説
間に挟むだけです。
前期タービンアクチュエーターと純正ソレノイドバルブに全て触媒レスでHKS
マフラーにASデーターにて最大ブースト1.28まで上る車両に付けて、1.38ま
で上がるのをテスト車両で確認しました。
オートセレクトデータ入りアクセスポート使用
あとMY2017フルノーマルに装着で、最大ブースト0.1
UPし、エラーなども無しに走れたのも確認済みです。
触媒付きでノーマルコンピューターの車両ではセッティング不要でポン付けし、馬力
UPが直ぐに体感出来ます、無理なブーストUPではなく加給漏れを無くし効率を上
げるだけなのでエンジンの負担は少ないです。
燃料がギリギリまでチューニングされた車両に
使用する場合はリセッティングが必要です。
注意!
基本的どの車両に付けても1.38まで上る訳ではありません、現状よりブース
トが0.1キロ上がるだけです、触媒全て無しで最大ブースト1.2を超える車両
は340LのCOBB燃料ポンプ交換をお薦めします。
(例)
純正タービンの場合は中速4000回転ぐらいで最大ブーストになります、
中間最大ブースト1.0キロの車両では約1.1キロになります、レブ付近で
はブーストが垂れて0.9になる車両は0.92ぐらいになります。
高回転では、そんなに馬力UPしないのでセッティング無しで装着
可能です、負担の掛かるレブ付近の最大馬力を追求しないで、最
大馬力に達する時間短縮で、速く前に出るが目的の商品です。
岡山国際サーキットでテストしました。
前期タービンとアクチュエーターでも41秒53が出ました。
41秒53動画 クリック
以下は開発日記です
2019.8.2
ブローオフバルブからの加給漏れを止めて馬力するかテストしてみます。
赤丸のとこにブーストが掛かるとバルブが開いてしまいます。
開くテスト動画 クリック
早速強化ブローオフアダプターの試作を作りました。
試作品完成
純正ブローオフの赤丸の穴がアダプターOリング穴と合わさ
るので赤丸のとこに加給は一切掛かりません、これでバル
ブが開く方向にはなりませんよ。
Oリング穴は横穴から大気開放されるので、負圧
時のバルブの動きを妨げることもありませんよ。
負圧になるとピストンを引っ張っても動きが鈍い動画
クリック
製品にはフィルターを付ける予定です。
アダプター厚みは6ミリなのでゴムホー
スの取り回しも変更無しでボルトオンです。
走ってみると強化ツインポンプで燃料が5パーセント多めに飲み込みます!、燃料消費
計算だと30馬力ほど上がってますよ、やはり純正ブローオフは1.0以上掛けると加給
漏れしてたみたいですね、この強化だと負圧でバルブは普通に開くのでハーフスロで
干渉も起きないしストール症状も出なかったです。
今度はロギングしたりショップさんにテスト
で出したりして問題なければ発売します。
2019.8.3
昨夜は深夜3時で眠くて適当にしか走らなかったので、今晩は早めから出動し
て強化ブローオフのデーター取りしました、ロガーで正確に見ると最大ブースト
は1.38です、強化前は最大でロガーで1.27だったのでブーストが0.11キロも上
がってます!、プチチューンなのに凄い効果です!
ツイン強化ポンプのブースト1.4の燃料95%をロギングしたので38さんにメール
送信して検証してもらいますよ、加給漏れを直すだけで凄く速くなりましたよ!、ま
だテスト中なのに強化アダプターのオーダーが、既にパンパンです×(^o^;)×
2019.8.8
トラブル発生!、なんと生産ロットで赤丸の段の深さが違います、
ここの深さが変わるとOリングがフィットしなくなり意味が無くなりま
す、設計変更して全ロットに対応出来るようにしますよ。
2019.8.22
純正ブローオフの鋳物段落ちのバラつきに対応した図面出来ました、板か
らボスが飛び出てボスに太さの違う2種類のOリングをハメて調整します。
でもプログラムを機械に入れる段階で中止しました、切削する面積が
全面になり加工時間が増えて、斜めの穴を明けるのも時間が
増えて1個単価が高くて売れないと思うので×(^o^;)×
色々考えて切削する面積減らしてスピーディーに制作出来る様に改良しました!
35純正ブローオフの鋳物のバラつきを補正出来て、フィルタ
ーも内蔵して精度を上げ、コストは下げることに成功しました!
設計変更した最新版の試作制作です。
サイド穴にはフィルター圧入用の穴をボーリングしました。
このインジェクター用のフィルターを流用しました。
圧入OK!
対策品完成です!
ついでに気密テストと作動確認しました。
サイド穴からエアーを吹き込むとバルブが動くので気密性は問題ないですよ。
動画確認 クリック
これで正圧でバルブは完全に閉まり、負圧ではバルブの開きがスム
ーズで、さらにブローオフの下の部屋にゴミが入ることも無いです。
32GT−R用はココに下の部屋の圧抜き穴が明いていて、
負圧でバルブが開きやすくしてます、塞ぐのはNGですよ。
2020.11.5
マシニング用に治具を作り変え、効率良く量産出来て精度UPさせました。
材質もジュラルミンに変更して仕上げ
にも拘りクオリティーUPしました。
2023.5.18
シリコン製ワイヤシールに変更して
Ver2に進化しました。
チタングレー色アルマイト処理から帰ってき
ました、良い色合いです、今日からバックオ
ーダー順に出荷していきますね、お待たせし
ました。
どうしてワイヤシールを使うかと言うと35ブロ
ーオフ側の赤丸は鋳型のままなので面研か
らの段差がロットによって0.5ミリから1ミリで
バラバラです。
自分の初期の試作は現物合わせでOリング
でした、しかし沢山35ブローオフを買い占め
てる内に、ロットのバラツキに気付き。
預かって現物ワンオフ合わせだと生産効率が
悪いのでバラつきに対応できるシリコンホース
輪切り仕様で製品化しました、でも装着がちょ
っとムズイので。
シリコン製ワイヤシールに変更しましたし、装着時脱
落の心配がなくなりました、しかも蛇腹のとこで長さ
が変わるので、1ミリ以上のバラツキにも余裕で対応
出来ます、これからVer2になります。