2019.2.7



決算で開発物をしてる余裕がないのですが、早く付けて走りたいので仕上げました。




こんなに厚いジュラルミンから総削り出しで制作しました。




ブルーアルマイトから帰ってきました、超カッコイイーです!中空ヒートシンク付き
ビレットオイルパンなので、油圧圧損一切無しでオイルを冷やせて、しかもビレット
製法なのでミッションの開口部の補強になりミッション強度も上がりますよ。




ヒートシンクの裏側からも溝を掘ることでオイルクーラーのチューブ同等の冷却を
可能にします!、バッフル形状は性能UPされた2017年と同じにし、磁石は2007
年のツイン磁石仕様にしました。




深い溝の中のオイルをシェークさせる為に




溝の縁に大きな面取り加工し、強烈な加速Gと減速Gで面取り内のオイルが
移動するにつられて溝底のオイルも引かれて移動しやすい様にしました。




この中空ヒートシンクの肉厚は




肉厚が1.5ミリになるまで削り込んでます、溝にゴミが溜まるころにはソレノイド
バルブ洗浄時期なのでオイルパン外した時に同時メンテです、鉄粉が溜まりに
くい様に磁石はツイン仕様です。




オイルの高さを一定に保つ筒もきちんと装着出来ます。




設計に色々苦労しましたよ!




強度抜群のデザインでミッションの強化にもなります。




中空ヒートシンクのお蔭で重さも軽いです!




オイルパン単体で冷却テストしてみました、鉄板の純正
オイルパンに熱湯を入れ5分扇風機で冷やしました。




約70度からスタートし




5分で27度ぐらい下がりました。




次はビレットオイルパンをテストしました。




ジュラルミンの中空ヒートシンクなんで冷えて当たり前ですが5分でココまで冷え
ました、単体テストでは鉄板とジュラルミンとでは15度差が出ましたよ、時速100
キロで風が当たるともっと冷えるかもしれませんね。




いちを35GTRは腹底にオイルパン冷却用のナサダクトが付いてます、こ
れでも冷えると思いますが、もっと大きなダクト作っても良さそうですね。




自走テストしなくても純正鉄板オイルパンより冷えるのは確実ですが、
車がエアロ制作で無いのでサーキットテストは、もうちょい後ですね。


2019.4.3


新型ナサダクトが届いたので早速合わせてみました、ん〜縁
が長すぎて取り付けネジを隠してしまうから結局切断しますよ。




最新型は1.5倍の開口部になって折り返しのお蔭で真ん中のタワミもありません!




初期型よりスロープ部分も延長され、風が流れ込みやすい様にもなってますよ。




一回り大きなナサダクト完成!




無茶苦茶冷えそう!