2009.2.28
昼過ぎから作業して夜までに、なんとかエンジン下りました×(^o^;)×
うっ×(^o^;)×テンショナーベアリングのボールが飛び散り
芯だけになってます、初めて見ました、年式相応ですね(-_-;)
でっ、もちろんバルブとピストンが、こんにちわです(-_-;)
2009.3.1
夜の8時頃に民君と少佐さんが見に来たので、3人で2時間足らずでバラバラにしました○(^o^)○
やはりピストンには全気筒バルブが当った後があり、バルブステムも曲がり
バルブがバルブシートリングに密着してませんでした(-_-;)
2009.3.2
今晩はブロックの砂落としをしました、鋳物の質が悪いのでバリだらけです×(^o^;)×
2009.3.3
今晩はブロックを洗浄していたら、オーナーがテゴウしに、来たのでダミーヘッド
の取り付けをしてもらいました、明日ボーリングに出します。
一番質の悪い6年式のブロックに87.5パイのピストンを入れると強度的に心配ですが、オーナーが
ハードに、走らないのと部品コストを控える為にブロックは再利用することになりました今のとこ
クラックは全く入ってません○(^o^)○
2009.3.4
オーナーが別の程度の良いヘッドのみをネットで買って来たので、
これをベースに製作します、今晩はバルブを外し分解しました。
2009.3.5
今晩は中古のヘッドの仮洗浄に取り掛かりました、きったね〜×(^o^;)×
オイル落とし穴を拡大してからポート加工をしました。
加工前 加工後
RBエンジンはEXのポートに排気抵抗になるコブがあるので、リューターで削り取りました、昔
なんかの雑誌にコブ取りをすると30馬力も違うと大げさに書いてましたが、そこまでは変わらないと
思います、今回はコブ取りと段付き修正ぐらいで砥石ピカピカ研磨までしていません、無償でやる
には砥石がもったいないので×(^o^;)×ショップならポート加工代8万ぐらいは最低かかるしね。
あとウォータージャケットのメクラが外れない様にポンチを打っときます。
2009.3.6
今晩はバルブの修正をやりました、過走行の為バルブの端に段付きがあるので
ダイヤモンドのヤスリで慣らしてからワイヤーブラシでカーボンを落としました。
、
新品みたいにピカピカになりました○(^o^)○
2009.3.7
昼間
SPLハプニング発生です!、ブロックボーリングとブロック上面面研を外注加工に出した内燃機屋
から電話があってブロック面研前はクラックが入ってませんでしたが、0.1面研すると、クラックが
現れました(-_-;)っと連絡がありました!早速オーナーと一緒に見に行ったら一箇所ではなく
6箇所もヘッドボルト穴と水穴がクラックで、つながってました×(^o^;)×
さすが一番作りが悪い6年式のシリンダーブロックです、動く前にブロー(-_-;)
うちに宇○君の34GTRのVスペック2のシリンダーが、あったのでこれを使って加工し直す
ことにしましたエンジン番号が077820Aなので34R最終後期のブロックで剛性は
N1ブロックと同じぐらい強いブロックです!
っでオーナーと一緒に内燃機屋に代わりのブロックを置いてきました。
夜にはヘッドの加工を始めました、まずブローバイ対策でヘッドの
オイルのメクラを外しタップ加工しリターンアダプターを付けました。
そしてバルブガイドの1ミリショート加工です、右穴が加工後で左穴が加工前です、ガイド先端肉厚が
薄いと先が割れて燃焼室に入りブローするのでショート加工して防ぎます、ガイドをリン青銅に
打ちかえると10万以上かかるので、この加工は、かなりコストダウン出来ます○(^o^)○
最後に面研しました、ダミーカムを治具にして研磨するので
クランクに対してカムが平行になるSPL精密面研です!
オーナーが面研の確認をしたところ精度と鏡面ピカピカ仕上げに驚いてました○(^o^)○
2009.3.8
今日は空いてる時間にバルブの擦り合わせをしました。
あとコンロッドの重量合わせです、同じ重さに合わせても、なるべく上下の削り量が崩れない様に
上下の部品別々に削り重さを合わせます、削る前は、なぜか7グラムもズレてました、
ハズレエンジンだったみたい(-_-;)
2009.3.10
今晩は伊○さんと藤本さんが手伝いに来てくれました、ヘッドを一時間
かけて念入りに洗浄してバルブを数本入れるところまで作業しました。
2009.3.11
今晩はバルブスプリングを組み込みました。
2009.3.12
シリンダーがブロック面研とボーリングから返って来たので
今晩はボアのバリ取りをしてから洗浄しました。
ボアは87.5パイで本物の2.7リッターです!
2009.3.13
今晩は洗浄したブロックに色を塗りました、あと中古の鍛造ピストンもカーボンや
スラッジを綺麗に落としてトップのみバフ磨きしました、ピカピカです○(^o^)○
2009.3.14
今晩はピストンの加工をしました、このロットの鍛造ピストンは内幅が、なぜか狭くシリンダーブロックの
ボアピッチの乱れと重なるとコンロッド小端部がピストンに干渉する場合があるのでピストンスラスト内側を
NCマシンで削ります、ここに干渉するとコンロッドが斜めに動き手で回しただけで固いと感じます(-_-;)
そしてピストン重量合わせとクランクピンの計測をしました、クランクは再利用
なので6/1000程磨耗して小さくなってますがメタルで帳尻を合わせました。
2009.3.15
今晩はピストンリングの合口をダイヤモンドヤスリで調整してピストンに組み込みました、
明日メタルベアリング類が来たらシリンダーに組み込み予定です。
参考に排気量の計算ですがノーマルピストンは86パイなので半径×半径×3.14×クランクストローク×気筒数です。
なのでノーマルは43×43×3.14×73.7×6=約2567ccでGTRは2600ccも排気量はありません×(^o^;)×
1ミリオーバーサイズの87パイピストンを組んでも2627ccしかないので四捨五入するとやっと2.6リッターです(-_-;)
今回、伊丹さんのは87.5パイピストンなので43.75×43.75×3.14×73.7×6=2658ccで四捨五入してやっと2.7リッターです。
ボアが大きい為、シリンダーブロックの強度は低下しますが34Rブロックでタービンが純正ニスモなので大丈夫だと思います。
2009.3.16
今晩は、クランクのスラスト側を0.08ミリに調整してセットしました。
そして自作の87.5パイのピストンスライダーを使って2気筒だけ鍛造ピストンを組みました。
2009.3.17
今晩は仕事が7時に終わったので早めに作業でき腰下が完成しました。
2009.3.18
今晩はヘッドを載せて本締めして作業終えました。
2009.3.19
今晩は東名260度カムと純正リフターを洗浄しました。
2009.3.20
カムキャップが錆付いてネジが抜けないので治具を作り暖めてからプレスで
抜きました、そしてシム調整の準備して今晩は作業終えました
2009.3.21
今晩はオーナーさんが見に来ました、なので二人でシム調整を終わらせました
オーナーがネットで格安で買った東名260度ポンカム(通称アンポンタンカム)
中古ですが、なぜか傷が全く付いてません??当たりですね○(^o^)○
2009.3.22
夜に少し作業して新品オイルポンプカバーのネジにロックタイトを
塗り組み直しクランクスプロケにM6のネジを2ヶ所加工しました。
そしてN1ウォーターポンプとN1オイルポンプとタイベルを掛けるとこまで組みました、ポンカムなので
ハイリフトカム(10.8リフト)より約30馬力下回りますが予算が一杯なので低コストの方向で進行です
(強化バルブスプリングとハイリフターと調整式カムスプロケとカムの逃げ加工を省けます、約12万)○(^o^)○
2009.3.24
今晩は昨日オーナーが洗浄してくれたバッフルプレートを付けてオイルパンの加工しました。
オーナーがネットで新品12000円で買って来た東名パワードの開閉式バッフルプレートを付けました、
オイルパン容量増しをしなくても過激にサーキットを走らないので、これで多分大丈夫だと思います。
2009.3.25
今晩は国さんがミッションオイル交換に来たけどジャッキアップで交換出来なかったので来週に
交換することにしました、凄く綺麗で程度の良い車です○(^o^)○ GTRの方はオイルパンを
取り付けまで進みました。
2009.3.26
今晩はニュル仕様のカムカバー付けて補器類を少し付けるとこまで作業しました。
ニュル塗装はオーナーがネットで買ってきた物ですが結構綺麗に塗れてます○(^o^)○
2009.3.28
今晩はインマニとネット中古の700ccインジェクターを付けました。
タービン取り付け途中で今日はやめました。
タービンはオーナーがネット購入したニスモ純正の一番小型タイプです。
2009.3.29
今日は休日なので朝から夜まで作業しました。
ネットでオーナーが落札したHKSの強化アクチュエーターと
34GTR用ステンタービンアウトレットを付けました。
そしてオイルリターンアダプターにフィッティングをつなぎ
燃料フィルターと燃料ホースを新品に交換しました。
エンジン載せてOSのツインクラッチを装着したところで今日は作業中止です。
2009.3.30
今晩はオーナーがネットで買った34ステージアのプルミッションを
プッシュミッションに改造してオーナーと一緒に載せました。