取説
色を塗る前に取り付けしてチリ合わせしてください。
開発車両は、ここの高さ調整は加工無しで合いました。
個体差でフェンダーが高い場合はフェンダー裏のFRPステーを
1ミリサンディングして下げてください、低い場合は1ミリのワッシ
ャーを噛まして上げてください。
先端だけ0.5ミリぐらいフェンダーが上に飛び出たので。
FRPステー裏の赤丸範囲を0.5ミリ、サ
ンディングして高さを合わせました。
チリ調整が出来たら下地を完成さ
せてから塗装に進んでください。
フェンダー内側先端の固定は樹脂の純正角材を使わずに強化
ステンナットを使ってください、2021.12.4から変更しました。
フェンダーが薄板鉄板ではなく、厚みのあるFRP
なので純正の樹脂角材がしっかり食い込んでく
れません、300キロ以上のダウンフォースで抜け
る恐れがあるので再利用は止めました。
代わりにこれが付属します(2021.12.4以降)
リテーナーの上にハメ込む青MCナイロンの
スペーサーも付属します(2021.12.4以降)
2022.6.16以降から青MCナイロン
からジュラルミンに変更しました。
赤丸のとこは穴を明けてません、純正ウインカ
ーを付けてフェンダーとウインカー端が面にな
るとこで穴を明けてください。
純正インナーフェンダーがFRPフェンダーに届かなくなるので裏側にインナーアー
チがあります、ここの下にインナーを持って来て現物合わせでネジ止め固定し
てください。
この部品をインナーアーチに挟み
片側3ヶ所ネジ止めしてください。
フェンダーとドアの段差を合わせる為のアジャストロッド
が2個付属しますが使用しないで済む場合もあります。
フェンダーとドアとの段差が出ない様に努力して制作してますがFRPの
特性上フェンダーが中に入ろうとします、デモカーは右は段差無しでし
たが、左が1ミリ潜っていたのでアジャストロットで面一にしてます。
ここの裏に設置します。
インナーめくったら簡単に装着出来ます、狭いので片側に両面テープ
貼って付ければ落下しないのでテンションロッドを回しやすいです。
2ヶ所の取り付け穴の中心を押さえてくださ
い、1番強度のある1番奥に設置させます。
以下はチリ調整に拘る人だけ見てくださ
い、普通はここまでする必要は無いです。
これは板金屋の仕事では無く自分でやった方が良いですよ。
柔らかいウレタンバンパーの端だけを15mm開いてブリスター
フェンダーに合わせる為、赤矢印のとこにどうしても段差が出
来ます、下から見上げると目立ちますが・・・・
横からみると気付かないレベルです。
ニスモ改のウインカーを使うと純正ウインカーの1/3ぐらい
のズレで済み、下から見上げても気付かないレベルまで合
わせれます。
ウインカーで標準車とニスモの違いはニスモは
5ミリブリスターフェンダーなのでウインカーが5
ミリ厚いです(右がニスモ)
標準車ウインカーでも問題なく付きますがニスモ
のウインカーの方がチリが合います、2380万のニ
スモ用で定価で7800円です、ビックリするほど高
い物ではありません。
これは標準車です、ウインカーとフェンダーがツライチです。
標準車にニスモのウインカーを付けるとバンパーとの下側は
ツライチですが矢印の上側が5ミリ飛び出ます、GTRニスモ
はブリスターフェンダーとバンパーのズレ5ミリをウインカー
で滑らかに繋いで誤魔化してます。
5ミリ太いニスモ用を加工します。
この突起物をカッターナイフで切り落とします。
3ヶ所あります。
この範囲をリューターとカッターナイフで削り
透明の板が見えるとこまで削ってください。
拡大画像です、接着剤がサイド側にも塗
られてるので穴があくことはないです。
これもカッターナイフでカットしてください。
次に金具を外してください、精密ドライバーで
中の爪を寝かせて引っ張れば外れます。
先を万力で潰してストレートにしてください。
この様に修正出来たら本体に戻してください。
ストッパー金具と本体の間に隙間が出
来る様にカッターで削ってください。
本来ここでウインカーか固定されますが。
今回はストレートに加工した先端でウインカーを固定します。
そうすることで5ミリ分厚いニスモウインカー
で5ミリバンパーを引っ込めれて赤丸のズレ
は最小限に抑えられます、下から見上げて
も気付かないレベルます詰めれます。
ここまで拘って加工すると横から
見たら全くズレが分かりません。
注意として固定ステーをペンチで反対に反らして真っ直
ぐするのは止めてください、簡単にチギれてしまいます。