RB用強化NVCSバージョン2

純正を預かって加工いたします加工内容は

分解して洗浄し錆をサンドブラストで落としOリ
ングは強化品に交換しオーバーホールます。

ターボ用可変20度の8度分を殺し可変量12度にします。

NA用可変30度の18度分を殺し可変量12度にします。

カムスプロケの長穴延長加工とバル
タイ調整バックプレート組み込み

ポン付け出来るようにバルタイ治具で
イニシャル110度合わせて出荷します。

Ver1との違いです。

左がVer1で右がVer2です、可変角を抑制す
るストッパーをストロークの奥でするか前です
るかの違いです、前で抑制するとバネにプリ
ロードが掛かり強化になります。




あと過去にオイル漏れした純正NVCSを見た
のは奥の蓋のOリングが殆どで、表側の蓋か
ら漏れてたのは過去に1個しか見たことなかっ
たです、でもVer2から表側のカシメも外し耐熱
フッ素240度の強化Oリングに交換してます。




注意!
ECR33前期の、このタイプのNVCS
はオーバーホール不可です。


作動テストです

可変の硬さと可変量を手動テスターで
調べました、硬さは純正より少し硬く
バッチリでした。

手動動画 クリック



次は可変角です、6.2ミリストロークなので。

(6.19÷61)tan-1=5.79427度です。

クランク角では倍になるので11.58855度の
可変です、12度狙いだったので0.41145度
は個体差でバラツキが出ますので狙い通
りです。




純正はイニシャルを110度も進角出
来ないので円弧長穴を延長します。




バルタイ合わせ治具に外したNVCSの
110度位置をマーキングしてたので同じ
位置にセットします。




改良したVer2を付けました。

まずハイリフトと強化バルブスプリングの反
発に耐えてガラガラ鳴らないか確認です。

アイドリング動画 クリック

携帯録音なので音質が悪いですがOFFの油圧
0時でもガラガラ鳴りませんね!1つクリアです。




次に問題のアイドリングの弱い油圧で
可変するかです、回転数0回転でもNV
CSがオンになる様に設定したとたん
負圧500付近から350に落ちたので確
実に可変してますね!

アイドルでの可変動画 クリック






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