GTブレンボ6POTキャリパーとRZニスモロータ
ー380パイをRZ34に装着するブラケットです。

RZ34&Z34&V36&V37共通ブラケット




ローターサイズは
355パイ、380パイ、390パイ、400パイ
に対応します。

品番 MONO6−380 定価62,000円税別 発売中

品番 MONO6−355 定価56,000円税別 開発中


390パイローター用キャリパー
スペーサー5t ボルトセット
定価8,500円税別


400パイローター用キャリパー
スペーサー10t ボルトセット
定価10,000円税別


380パイ仕様

ローターはRZ34ニスモ用をそのまま使う
か35GT-R純正380パイを使って下さい。

画像左側のニスモローターにカーブス
リット加工した物を別売してます。

カーブスリット
品番 Z380−C
2枚で定価32,000円税別




モノブロックキャリパーも別売りしてます。
新品キャリパー単体販売




バージョンSのホイールで入りましたが2ミリしかク
リアランス無いです、ハードにサーキット走るなら3
ミリ必要なのでキャリパー加工した方が良いです
す。

ホイルクリアランス確保の面研加工


取説







以下は開発日記です。









2024.9.29

新型TYPE-R2と前モデルのAMGブレンボTYPE-R
のボルトスパンを比べると全然違うじゃん(汗)、
設計は初めからやり直しですね、でもトップ部分の
ネジ止めから一体物に変わったので熱い走りをし
てもキャリパーが開くことはなさそうですね!




速攻で現物計測しキャドで図面書きました、も
ちろんキャリパーが真横に来る設計ですよ。




キャド図面をキャムソフトでGコード
に変換してマシニングに転送し。




シャア15さんの会社から廃プラを重ねて接
着した試作用の部材を購入してたので。




マシニングにセットしプラスチックは軟らか
いので超早送りでサクサク加工します。




RZ34ナックルに試作ブラケットとZニスモ380パイ
ローターとTYPE-R2キャリパーを付けて位置確認
です。




ん〜ここが鋳物ナックルのバラツキで
干渉する寸前なので設計変更します。




ローターが、ど真ん中に来る様に細かくクリアラ
ンスを計測します、0.425のズレを確認しました。




次はパッドの位置を微調整する為に35GT
-Rの380パイローターに付け替えました。




このローターは35GT-Rで段が出来るまでサ
ーキット走ってるローターです、パッドの当た
り面を面にするとパッドが段の上に乗り上げ
て全然止まらなくなるのでパッドが段に落ち
込むとこでブラケット高さを現物合わせで変
更するのがポイントです。




最後に全ての微妙なズレをCADに入力して補
正し、強度のいるとこは太く、関係ないとこは軽
量化加工して設計だけは完了です、ジュラルミ
ンの材料を手配したので、あとは機械にセット
するだけですよ、1号目はディフェンドさんに発
送します、でももしかしたらウチのZニスモに先
に装着するかもしれませんよ。


2024.9.17

今日は製品のジュラルミンで初
期ロット3台分だけ作りますよ。




マシニングプログラムは出来てるので機
械にセットして起動ボタン押すだけです。




はい完成!剛性あるデザインでキャリパ
ーが真横に付く左右非対称設計ですよ。




念の為、盗作されない様にジュ
ラテックの彫刻もしましたよ。




超剛性ある設計です製品はアルマイトしますよ。




まずZニスモ純正ローターとの組み合わせです、
言うこと無しバッチリですね!、純正ニスモロー
ターでもスリット彫るとカッコーイーですね!




次は35GT-R380ローターとの組み
合わせです、当然バッチリです。




ブレーキパッドの位置も純正と同じで
少し引っ込めたとこでバッチリです。




いちを導風板が付いてるんですね、要望が
あればニスモ導風板セット販売もしますよ。




純正19インチホイールで干渉しないで付きました
よ、デッケ〜!しかも黄色いキャリパー超目立ち
ますね。

クルクル動画 クリック

早くサーキット行きたいのですがリアも完成し
てからにするのでもう少し時間掛かりますよ。




あと気になったのですが・・・・

スポークとキャリパーのクリア
ランスは全然余裕ですが・・・・




ニスモホイール19インチのリムとのクリアラ
ンスは一番狭いとこで2ミリしかありません
、2ミリあれば街乗りは問題無いですがハ
イグリップタイヤでサーキット走ったら干渉
する恐れがあります、標準車の19インチで
入るか不明です、あと18インチはあり得な
いですね。




でも標準車のホイルで干渉してもキャリパーをま
だ0〜6ミリの範囲でベル側に移動できるので。




ここを面研すればホイルクリアランスが広がります
、面研量を0〜6ミリの範囲で指定してください。

ブラケット面研は左右で
定価6000円税別
で加工いたします。

加工したとこはアルマイトが
剥げるのはご了承ください。

仮にキャリパーを3ミリ中に寄せると380パイロータ
ーのままですが374パイローターの役目しかしませ
ん、でも使えないよりはマシです。




次は制動力を落としたくないけどホイルク
リアランスを確保したい場合の面研です。

1番クリアランスが狭い赤線
のとこを1.5ミリ削ります。




マシニングで精密に加工するので無
駄に削り過ぎる事もなく綺麗です。




赤丸以外のとこはクリアランスが4ミ
リあるので2カ所面研するだけです。




面研したとこはホイルを付けて横から
見ると加工したとこは見えません。

このキャリパー加工は左右で
定価8,000円税別で承ります。